ア・スケアシティ・オブ・ミラクルズ / ジャクスジク,フリップ,コリンズ~ア・キング・クリムゾン・プロジェクト [プログレ]
ヌーヴォー・メタルのクリムゾン・サウンドは一切ありません。
ロバート・フリップはもっぱらサウンドスケープ担当で、
ジャッコもギターよりはボーカルがメインみたい。
ジャッコのソロと言っても良い内容です。
メル・コリンズはなかなかいいプレイを聴かせてくれますが、
全曲地味なのでちょっと消化不良気味。
ドラムはギャビン・ハリソン、ベースはトニー・レビンです。
どちらもセッション参加といった感じは否めません。
今までのキング・クリムゾン・プロジェクトの中では、
一番なんだかなぁという感じ。
これがCD帯で
「キング・クリムゾン最終形態ついにその姿を現す!」
といったものなら、進化し続けてきたキング・クリムゾン
も進化を止めてしまっている風に思います。
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